深夜の急な連絡。

「◯◯くんから何か連絡きた？」
最近、知り合った子から急にメールがきた。
特に、なんの連絡もなかったため、その旨を返事すると、
「これから何かあるかもだから気をつけてね」と。
時間も深夜ということもあり、怖くなった僕は理由を問い詰めた。

「ちゃかほいって、◯◯くんのタイプらしんだわぁ」。

おーおーそっちかぁ。
オバケ系じゃなかったことに安堵するとともに、
今週末も◯◯と飲む予定なので、それはそれで恐怖を感じた。

なぜか僕は、ゲイやらホモの方に興味を持たれる。
大学生の頃、電車の中で尻を触られるとか、
白いものをつけられるとか経験してから、
存在の否定はしないが、興味のベクトルが
こちらに向いてくると、いっきに恐怖を感じる。

そんなわけで、すぐさま連絡をくれた子に、
ちょっとキツイから、どうすればいいかなぁ・・・と
相談してみたところ、返ってきた返事は、

「今日は、何月何日？」

4月1日になってすぐさまの嘘っ！
エイプリルフールの心構えができる前の嘘っ！
世間の人は、こんなにも嘘をつく準備をしていたんだ。
もう、今日はなにも信じない。誰も信じない。
エイプリルフールなんて大っ嫌いだ。
とりあえず、ダマサれた！！という理由をもって、
今日はお酒を飲んでいい日にしようと思います。