さんじゅうまる。

どうしようもなく怠惰だから、ちゃんと考えて生きようと思います。

慣れという恐怖。

最近の自分はどうなんだろうか。

前職の同期とご飯を食べた帰り道、

そんなことを考えた。

 

クリエイティブにはいろんな種類の人がいる。

仕事をしていてすごく楽しい人。

さまざまなことをその姿勢から学ばせてくれる人。

こんな人になりたいと思わせてくれる人。

逆に、こんな人にはなりたくないなと思う人。

たくさんの人と関わって仕事をしてこれたから、

尊敬する人にも、反面教師にせねばと思う人にも、

出会うことができ、自分の目指すべき

クリエイティブの姿を明確に持っていた。

 

そして、いま現在は自身もクリエイティブという

目指していた職種の立場になっているが、

はたして自分は、目指していたクリエイティブ像に

少しでも近づくことができているのだろうか。

誰にも、そして自分にも恥じない行動をとれているだろうか。

 

自問自答してみる。

・・

・・・

・・・・正直なところ、自信をもって「YES」とは言えない。

 

前職の営業のときや転職活動中は、

目指す姿を追いかけて、必死で努力をしていた。

これでもかって程に努力をしていたと思っている。

しかし最近の自分は、職場環境にも慣れはじめ、

すこし甘えがではじめているんじゃないだろうか。

打席ごとの食らいつき方が足りないんじゃないだろうか。

集中力も欠いているんじゃないだろうか。

自分が営業時代にダメだなと感じていたクリエイティブを

反面教師にできていないんじゃないだろうか。

 

慣れって、怖い。

目標を定めた初期は、誰でもがむしゃらに頑張れる。

その頑張りを継続できてこその、努力のはずだ。

 

最近の自分は、

目指しているクリエイティブ像への道のりの

最大のハードルを超えた途端、

頑張りの質がかなり下がっている気がする。

こんな意識を高めるようなことを書いていながら、

行動がともなっていない。

あぁ、ダメだ。こんなんじゃ、ダメだ。

自分に誇れる努力をしなければ、

目指している姿になれるはずもないのに。

 

気づけてよかった。

最近の自分に罪悪感を感じる結果ではあるが、

このまま慣れに支配されていたら、

必ずどこかで迷路に囚われることになっていた。

 

今日から、仕切りなおそう。

せっかく同期が気づかせてくれたんだから。