慣れという恐怖。
最近の自分はどうなんだろうか。
前職の同期とご飯を食べた帰り道、
そんなことを考えた。
クリエイティブにはいろんな種類の人がいる。
仕事をしていてすごく楽しい人。
さまざまなことをその姿勢から学ばせてくれる人。
こんな人になりたいと思わせてくれる人。
逆に、こんな人にはなりたくないなと思う人。
たくさんの人と関わって仕事をしてこれたから、
尊敬する人にも、反面教師にせねばと思う人にも、
出会うことができ、自分の目指すべき
クリエイティブの姿を明確に持っていた。
そして、いま現在は自身もクリエイティブという
目指していた職種の立場になっているが、
はたして自分は、目指していたクリエイティブ像に
少しでも近づくことができているのだろうか。
誰にも、そして自分にも恥じない行動をとれているだろうか。
自問自答してみる。
・
・・
・・・
・・・・正直なところ、自信をもって「YES」とは言えない。
前職の営業のときや転職活動中は、
目指す姿を追いかけて、必死で努力をしていた。
これでもかって程に努力をしていたと思っている。
しかし最近の自分は、職場環境にも慣れはじめ、
すこし甘えがではじめているんじゃないだろうか。
打席ごとの食らいつき方が足りないんじゃないだろうか。
集中力も欠いているんじゃないだろうか。
自分が営業時代にダメだなと感じていたクリエイティブを
反面教師にできていないんじゃないだろうか。
慣れって、怖い。
目標を定めた初期は、誰でもがむしゃらに頑張れる。
その頑張りを継続できてこその、努力のはずだ。
最近の自分は、
目指しているクリエイティブ像への道のりの
最大のハードルを超えた途端、
頑張りの質がかなり下がっている気がする。
こんな意識を高めるようなことを書いていながら、
行動がともなっていない。
あぁ、ダメだ。こんなんじゃ、ダメだ。
自分に誇れる努力をしなければ、
目指している姿になれるはずもないのに。
気づけてよかった。
最近の自分に罪悪感を感じる結果ではあるが、
このまま慣れに支配されていたら、
必ずどこかで迷路に囚われることになっていた。
今日から、仕切りなおそう。
せっかく同期が気づかせてくれたんだから。