さんじゅうまる。

どうしようもなく怠惰だから、ちゃんと考えて生きようと思います。

限定はときに恐ろしい。

賃貸の住まいには「女子大生限定」や
「女性限定」「学生限定」など
さまざまな限定がついている場合があるが、
今日Facebookに上がってきた限定には鳥肌がたった。

その限定は別に奇抜でもなんでもないのだが、
めちゃめちゃ怖い。誰かを守るためでも、
部屋をキレイに使ってもらうためでも、きっとない。
なぜその限定をつけているのか、
理由が見えそうで見えないところに、怖さを感じる。

そう、その限定は・・・「男性限定」。

いやいや、部屋で男性限定っておかしいだろよ。
寮って訳でもない、普通の部屋なのに。
もし住んだら、逆に誰かに襲われそうで、
ただただ恐怖を感じる限定である。

しゃれてるコピー。

ネットサーフィンをしているときに
ちょっと気になるコピーを見つけた。
 
グルメマガジンとして有名な東京カレンダーが
新創刊されるタイミングで掲載された電車中吊り広告。
 
ヨコイチの中吊りパンパンに
A1明朝(?)でコピーがレイアウトされている。
そのコピーは以下の3本。(他にもあるかも?)
 
 
“準備不足と、用意周到は、ほぼ同罪。女からみれば。”
 
 
“いっそ、恋人もリニューアル。美味しい食事をするために。”
 
 
“もう一杯というより、もう一件という男を選ぼう。”
 
 
きっと女性が書かれているとは思うのだが、
東京カレンダーっぽい香りのする言葉。
いつかこんなしゃれてるコピーを
書けるようになりたいものです。

 

本の一行目。

最近、去年読んだ本をちょっとまとめてみた。
本棚にずらっと並んでいるのだが、
タイトルをみてもどんな内容だったか、
イマイチ掴めないものが多い。

だが、表紙をめくり、一行目を読んだ瞬間、
その本にどんな話が書いてあったのか、
頭の中で鮮明に蘇ってきた。

昔、先輩にボディコピーは一行目さえかければ、
そこからちゃんと書けるようになると教えてもらったが、
(逆に書けなければ、いいコピーは書けない)
小説の1行目も作者の想いが凝縮された結晶であり、
ひとつの作品なんだろうな。

ちなみに、今読んでる本の一行目はコレ。
「油蝉の声を耳にして、すぐに蝉の姿を
思い浮かべる人は、あまりいないだろう。」
これから話がどんなカタチに展開されていくのか、
楽しみでしょうがない。

胃の中ハイボール。

昨日、発案された新しいハイボールの飲み方。
まずコップを2つ用意し、それぞれに
ウイスキーと炭酸水を入れる。
それらを別々に飲み干し、フラフープをやるが如く、
お腹をぐるんぐるんと回す。
すると、通常ならコップの中でつくられるハイボールが、
胃の中でできあがるという技術。

学生でもやらないようなことを、
アラウンド30の人間たちが
ケラケラ笑いながらやっている。

いつになっても、酒の飲み方を学べない。
と言うより、退化している気がする。
まぁでも、花見でやる芸としては、オススメです。

WEB漫画がデジタルを変える?

週末に“彼氏のいる彼女”というWEB漫画を教えてもらった。
(↓これです。さくっと読めます)
 
舞台が広告関係なので共感もあり、なかなか面白い。
しかし、僕がいちばん感動したのは、
話にでてくるキャラクターにInstagramをさせているところ。
ストーリーの中でInstagramをやっているのではなく、
実際にキャラクターのアカウントをつくり、投稿している。
 
 
デジタルとリアルを組み合わせると、
面白いコンテンツが生まれるという方程式は
昔からあると思うが、この発想はなかった。
 
漫画の登場人物が、日常の風景を投稿することで、
話の中では見えない素顔を垣間見ることができ、
より一層、この漫画の世界が好きになる。
 
Instagramを使ったブランディングって、
案外、こういうことなんだろうな。

 

珍しい方言。

東京に来て10年目だけど、
いまだに“これって方言なんだ!”という気づきがある。

例えば、“疲れた”ことを“つかっちゃー”という。
これも先週、友人夫婦とスノボに行ったときに
それは方言だよ、と指摘された。

それから自分の方言について調べてみたら、
だいぶ少人数しか使わない言葉を使っていることが判明。

それは「~だばい?」という話し方。
初対面の人と話すと、どこの方言?と
必ず聞かれる、この訛り。

地元にいる頃は、この言葉さえも、
訛りだとは思っていなかったのに、
東京に来たら、珍しい言葉になっていた。

関西弁や沖縄語など有名な方言もあるけど、
希少な方言をいろいろ調べるのも面白いかもしれない。

3の不思議。

昨日は、ひな祭り。3月3日でしたね。
しかし、「3」って数字は不思議じゃないですか?

何か選ぶとき、対象が3つあると、不思議と安心する。
2だと選択肢が少ない気がするし、
4だと逆に多くて、逆に悩む。

そういえば、人選をする際によく使われる
ジャンケンだって3パターンだ。
高校のとき先生が、マークシートで迷ったら、
とりあえず3番目にマークしろと言っていた。
それに、信号機も光が3つ。
三種の神器とか御三家とか、三つ巴とかも「3」。

何なんですかね、「3」って。
きっと、なにか「3」には秘密があるはず。
「3」がつく名前である以上、
この謎を解き、自己紹介のひとネタに加えるしかない。
そう心に誓った、ひな祭りな昨夜でした。